こんにちはなおです。
HSPだと、とにかく、人と話すと疲れますよね。
脳をすっごい使います。
頭痛くなりますよね。
この感覚に大学生ごろから悩まされ、今でも長時間話す時などはそうなります。
ですが、カウンセラーの聞き方、「傾聴」をマスターしてきたら、脳の疲れが前よりぐっと減るようになりました。
1日に何人もの話を聴くカウンセラーの方の聞き方は、自分自身(の脳)を守るためでもあったんだあと感動したので、
人と話すとき疲れが激減する聴き方、傾聴の技術を紹介していきます。
あの疲れを少しでも減らしたい…という方どうぞ。
HSPの会話での疲れは、傾聴で減らせる!
基本がつまった良書とともに、傾聴の基礎的なところを紹介していきます。
①相手の関心に関心を持つ、共感で話を聴く
カウンセラーは同情ではなく共感で話を聴きます。
まず、同情と共感は違うよというところから。
同情は相手の境遇をこっちの主観で判断すること。
共感は相手の関心に関心を示すこと。
例えばこんな感じです。
相手「彼氏と別れて、悲しくて…」
同情:「あらそうなの?大変ねえ(←主観。)、またいい人くるわよ(←主観)」
共感:「そうなんですね。それは悲しいですよね。(相手の悲しい、の感情に関心を示す)」
こんなふうに、相手の話や感情を、自分の主観をなんにもいれずに、そのまんま聴くことです!
会話にすると、相手の言っていることを、そのまま相手の言葉で軽く繰り返してあげるような感じになります。
(このときに、自分の言葉で言い換えてはいけない)
これわかっててもめっちゃ難しいんですよ。(笑)
ほぼ100%、これを知らないとわたしたちは同情で話を聞いています。
そして、そうすると相手の言いたいことと微妙にずれるので、相手はちゃんと聞いてもらえている感じがしません。
結果、会話がどんどんこんがらがるので脳が疲れます。
会話の中でちゃんと共感ができる割合が高まると、会話がどんどんスムーズに進んで、相手はあなたに話すのが楽しくて楽しくて止まらなくなります。
そうすると互いに負荷がかからなくなるので、疲れにくくなり、余分に気を使うこともなくなります。
相手が勝手に話してくれるようになるので、自分から話す必要もなく、相手の流れに任せればいいだけ。楽です。
②聞かれるまで話さない
カウンセラーは聞かれるまで自分から自分の話をしません。
一回これ試してみてください。
人って話したがりなので、互いが話そうとしている場合が多く、会話で自分が出たい!合戦になって疲れます。
そこを一方がぐっと引いて、聴けると、会話って驚くほどスムーズに進むんです。
これをやると、自分がいままでどれだけしゃべりすぎていたかよくわかります。恥ずかしくなりますw
とはいえ、自分にも話したいことはなにかしらあることが多いでしょう。
そういうときも、まずは相手の話をたくさん聞いてあげてください。
ちゃんと聞いてくれる人だ、と相手が思えば、今度はひと段落して、あなたが話したい話をしたときに、相手もちゃんと聞いてくれるあなたの話を聞いてくれます。
結果的に、自分の話す割合は減ったのに、聞いてもらいたいことはしっかり聞いてもらえ、自分の満足度も高くなります。
③アドバイザーにならない
傾聴はアドバイス厳禁!です。
とくに境遇が近い時、わたしたちは相手によかれと思ってアドバイスしたくなりますよね。
でもそうなると、同じ人間はいないので、あなたとわたしはちがうのに!ってこじれるんです。
もっとも多いのは、男性が女性の話を聴く時にこれをやりがちです。
女性は基本的に会話でアドバイスを相手に求めていません。されるとイライラします。
ほしいのはアドバイスじゃなくてただの共感なんです。
あと家族。
言いたくなるけど、こうすれば?ってよくないんです。
どんなときも①の共感。
とはいえ、仕事などで、立場上アドバイザー側に置かれることも多いと思います。
そういうときは、9割傾聴、残りの1割の時間でどうしたいですか?こういうのはどうでしょう?と相手といっしょに考えていくくらいでちょうどいいと思います。
(実際は、話している間に相手が自分で改善点に気づいて、こうしたいです!となることが多いです。)
まず聴いてくれる人の言葉じゃないと、どんないいアドバイスも入ってこないですからね…。
言いたいことは、相手が満足するまで聴いた後、です。
人に会うたびに練習!どんどんうまくなって省エネ&満足コミュニケーションができる
もっといろいろありますが、簡単に初歩だけ紹介してみました。
傾聴は人に会うたびに練習していけるので、うまくなるとすぐわかります。
相手が明らかに生き生きして、楽しそうに楽しそうにどんどん話してくる、となったときうまく行っています。
こっちは相手の流れにそっているだけなので、楽で、ちゃんと相手の話を聞けて、仲良くなれて、楽しいんです。
終わりはないので、ゲーム感覚でどんどん試してみてください。
とはいえ、全部の場面で傾聴している、という人はおそらくいなくて、思いっきり話したいことを話し合える相手も大事です。
わたしの場合は、基本的にどの相手にも傾聴しますが、自分の言いたいことも遠慮なく話す相手(親友とか)と、基本的に傾聴に徹する相手(ビジネス関係、お客さん、初対面全般)でわけています。
自分が話の中で聴く側になるときに、傾聴してみてください。
いかに自分がいままで、無駄な主観を入れて、自分が自分がと出ようとして、自分と違う相手に自分のほうが正しいとしめそうなどと、疲れていたかわかります。
あとは、一回でも、話を聴くのがうまいなと思う人の聴き方を、どうしてうまいのか分析してみてください。
うまい人はだいたい、そのまま聴いてくれ、そのまま感情に寄り添ってくれる人です。
みんなで傾聴しあえたら、すっごくいい社会になるよなあ!って思います。
まずは、脳の疲れが激減して、相手にもすっごく喜んでもらえる傾聴、自分のために試してみてくださいね。
相手が嬉しそうな顔をしているとHSPとしても人一倍嬉しいと思うので、これやると日々幸せにもなれます。
(この本は、傾聴の基本が載っていて、とってもわかりやすくよみやすくおすすめです!)
じゃあまた。
HSP才能開発サポーターなお
奈央
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