こんにちはなおです。
今までいろんな目的で行った海外16カ国の経験を書きおろすシリーズです。
人生初海外はけっこう遅くて、高校2年生の学校のホームステイプログラムでした。
学校がカナダとニュージーランドの姉妹校と提携しており、この年はなんらかの影響でカナダが中止となり、30人ほどが全員ニュージーランドに行くことに。
そこに行くまでのいきさつと行った感想です。
ニュージーは過ごしやすくて人もいい、よいところです。
ニュージランドに人生初海外、初ホームステイで過ごした話
ホームステイの抽選を当て、無事行けることになりました。
3週間いい家族に当たって過ごしたので、海外への漠然とした自信がつきました。
Contents
ニュージーランド事情
単位:ニュージーランドドル
1ドル74.99円。だいたい70かければいいですね。
値段事情:日本とおなじくらいだった気がします。
治安事情:よきです。日本くらいよきです。
有名なのは、羊の数の方が人口より多いということです。のどかな山地もあり、都会もあり、その間くらいの住宅街もあり、緑が多かった。
人生最後のコンクールをけって、海外に行きたいの!
ホームステイの時期は夏休み。
吹奏楽部に所属していてパートリーダーだったわたしは、どうしてもホームステイがしたくて、最後のコンクールと天秤にかけてホームステイを選びました。
その前年にも応募ができたのですが、この年は海外でいろいろあった年でホームステイ自体が中止になっており、悲願の2年目で行けることになった…!という感じです。
このときの海外に行く!という選択、直感だったけど、けっこうあとあとの海外人生に影響している気がします。
ステイ先決定
メンバーが決まると今度向こうでホームステイプログラムに参加している家庭とのマッチングが行われます。
これが非常に考えてくださっていて、自己紹介で猫を飼っていて好き、家族が妹のいる4人家族だと書いたところ、向こうの家族構成も姉妹が2人。
しかもcatsと書き添えられており、猫を複数飼っている…!そこまでマッチングしてくれるのすごい…!と行く前から感動していました。
この時点で絶対いい家族だろうなという予感と、絶大な安心感がありました。
渡航〜対面
人生初、フライトをして、飛行機って飛ぶ時めっちゃぐあああってなるんだなー!と軽くドキドキしながら離陸。
たしか最初がメンバーどうしでホテル泊まりで、大多数とおなじくシングルステイ(1家庭に1人でステイ)だったわたしは初めての子といっしょになりました。
のちのちすっごく仲良くなる親友で、初めてのお友達と海外の部屋で2人という経験がすごい濃くて(この状況なかなかない!)、ドキドキだったのを覚えています。
けっこうもともと仲良しどうしのペアが多かったのですが、彼女とわたしは完全にここで初めてちゃんとおしゃべりするという感じだったので、2人とも乗り越えてほっとしていました。
(たぶん、現地校に行って初対面し)、各家庭に振り分けられて、連れて帰ってもらいます。
優しくてエネルギッシュなパパさんと大きくてざっくりとしたママさん。
それに3歳と5歳のお人形のような女の子が2人。
スージーとチャーリーという猫が2匹。
すごくにぎやかな家庭で、笑い声や泣き声、ママが子供たちを怒る声が絶えませんでした。(笑)
あんまりしゃべれないけど、平和な家庭に混ざって幸せ
学校での点数的な英語力とここでのしゃべる力ってあまり関係がなくて、英語が苦手な子が気にせずしゃべっていたりと、みんながんばってすごいなあと思っていました。
わたしはおとなしい方だったと思うけど、頑張って辞書を引いて洗濯していいですか?という一文を伝えに行ったり、自分なりには頑張っていたかなと思います。
お手伝いをたくさんやるようにしていて、お皿洗いと、たまにごはんをつくる係をしました。
オムライスとお寿司をそれぞれふるまったら、どちらもすごく喜んでくれた覚えがあり、家で誕生日に作っていたりしてよかったなあとやりがいをすごく感じていました。
それと、どうしても受験勉強もしたくて、ここでの勉強時間がゼロになるのは絶対にいやだったので、けっこう部屋にこもって世界史やら英語もやり続けていました。
お出かけやおうちに招待されたりもたくさんあり、けっこうすぐ日々が過ぎていった気がします。
現地校はひらすら平和で楽しい
平日はみんな現地校に通っていて、だいたい送迎してもらって登校していました。
季節が日本と逆なので、真冬で毎日ものすごく寒かったです。
授業は陽気なニュージーランド女性の先生2人で、歌を歌ったり、動物を英語で覚えたり、文章で感情を表現したり。
モーニングティーの習慣があり、10時頃にモーニングティーよ!と言われ、みんなでランチに持たされたものをいくつか食べる・お菓子をつまむタイムがありました。
この時間をあっちの人は心から楽しみにしてます。(笑)
とくに難しいこともひとつもなく、みんなで仲良くなって平和な生活でした。
たまに現地のクラスメイトたちがきてくれ、いっしょに組んで工作をしたり楽器を弾いたり。みんな優しかったです。
姉妹2人の英語がわからない(笑)長女がわたしの面倒を見てくれる
ホームステイでもっともわからなかったのが、ぺらぺらーっとゆるい滑舌で話す子供2人の英語です。
とくに3歳は楽しくていろいろ話しかけてきますが、こっちがまったくわからないw
5歳はお姉ちゃんの役割を果たしてくれていて、あなたの英語力はこのくらいだからここの本だったら読めるわよ、と子供用のコーナーを紹介してくれました。(笑)
この子にステイ期間中ずっと助けられます。わかりやすくゆーっくり耳元で話してくれる優しい子でした。
ママとパパどちらも料理と家事を分担しているところが1番印象的だった
日本とぜんぜん違うなと思ったのが、共働きでもパパさんが家庭に参加することです。
会社は5時くらいに終わり、休みは教会に行ったり、子供のサッカーチームを教えていました。
週の半々くらいでどちらも料理を作っており、すごく料理の味つけまで上手でこっていたのを覚えています。
父はハウスワークなんてしないと日本のうちの家庭のことを言ったら、ママさんがそれは不公平よ!と言っていました。
ちゃんと定時で帰れる環境が家事への参加を促していると思うし、仲もよく模範的ないい家庭で、日本もこれがどんどん当たり前になるといいなと思いました。
優しいファミリーのおかげで、初海外が成功体験になった
こうして3週間あっさりと過ぎ、感謝の手紙を読んで、ハグしてお別れし、初海外体験が終わりました。
いいファミリーばかりで、周りもほぼ全員、いい関係を築いて話す中で英語力もあげていました。
途中でメンバー全員での旅行などもあって、中入生、高入生の垣根を超えてなかよくなれたのもとても嬉しく、だれと話すのも楽しくてしょうがなかったです。
いいファミリー、いいメンバーだったなと今でも微笑ましく思い出します。
なにかチャレンジをすると、暖かく受け入れてくれる人は必ずいる、世界のどこに行っても、優しい人はたくさんいる。
わたしの今の信念につながる思いは、ひとつめにここで形成されました。
初めての体験がどうだったかってその後にけっこう響きます。
初めての海外がこんなふうに優しく受け入れてくれる人ばかりだったから、このあともなんども海外に出ていけるようになりました。
勉強と部活と友達と、という経験しかしてない中高一貫校での、ひとつの最高にいい思い出です。
じゃあまた。
HSP才能開発サポーターなお
奈央
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