こんにちはなおです。
わたしはとても敏感な神経を持ったHSP(high sensitive person)です。
HSPは良くも悪くも敏感なので、ふつうの人が「こんなことが?」と思うようなことでも疲れてしまったりします。
非HSPの人にとっては、やや扱いづらい部分があるかもしれません。
いろいろなHSPの人と接しててかなり全員に共通する点が見えてきたので、今回は身近にHSPがいる非HSPの人に向けて、こうしてくれると嬉しいなということを書きます。
細かく注意を払う必要は全くなく、おおまかに以下の点だけすこし頭の片隅に入れておいてもらえると、とっても生きやすいです。
Contents
①とにかく疲れやすいので、長い予定のときは休憩か1人になる時間を
まず1点目に、HSPはとにかく疲れを感じやすいです。
これは明確には体の疲れではなく、敏感なセンサーを持っていることによって、神経が無意識のうちに消耗して疲れるからです。
(個人差はありますが、)ふつうの人の半分くらいのMP(マインドポイントの略。ゲームでの精神の残りポイントです)、と考えるくらいでちょうどよいと思います。
持っているMPがもともと少ないというよりは、MPの消耗が控えめに人の2倍くらい激しいんです。
⇧これを頭に入れておいてもらえるだけで、本人はすごく救われます!
とくに旅行や遠出の長距離移動、長く人と話す系の用事はHSPにとって刺激いっぱいでものすごく疲れます。
疲れたら隠さずに言う、という軽いルールみたいなものを2人の間で作ることをおすすめします。
(これが機能するのは、お互い率直にいい合える関係が築けている場合のみです。)
あとは、ちょっと顔が疲れているかな?とか笑顔が少なくなってきたな、と見ていて感じたら、すでに限界です。
HSPは残りのMPがある場合、人に気を配ってニコニコしたり相槌を打って聞いているはずだからです。
そんなときは非HSP側から、「ちょっと休もうか?」とか、「そろそろ帰る?」と先導してあげるととってもありがたく感じます。
本人もほんとうは相手と同じペースで楽しみたいと思っています。
あなたと一緒にいたいから、空気を悪くしたくないから、疲れを感じてもつい無理をしてしまったり、楽しくて本人も気づかない場合があります。
つめつめにせず、のんびりする時間もあるような余裕のある予定を組んであげるといいでしょう。
予定を組む段階で、「これきつくない?」と確認してあげるのもおすすめです。
②疲れると外に出られなくなることを理解してあげて!
HSPは刺激を受けすぎて疲れ果てると、その日や次の日、あるいは何日かの間、外に出られなくなります。
言葉通り本当に出られません。ラインの返信とかも厳しいです。
もうなにも情報や刺激を吸収したくないしできないので、神経が回復するまで静かな部屋で1人ゆっくりする必要があります。
寝ているか、本を読んでいるか、ぼーっとスマホでも見ているか、ただぼーっとしているか、傍目にはそのくらいの状態です。
このときに、絶対に、無理をして外に連れ出さないでください!さらに悪化させます。
病気でもなんでもなく、刺激を受けすぎて外界をシャットアウトしている状態です。HSPにはどうしても必要な時間です。
それさえわかれば、あまり深く心配する必要はありません。
また回復したら、外に出てきます。
こういう日が必要なので、HSPは他の人ほどぽんぽん予定をこなしたりは向きません。
そういう人もいるんだなくらいの目で見てあげてください。
③どうしても嫌なものを先に聞いてあげよう
これは非HSPどうしでもおすすめですが、とくにHSPの場合はこれをしてあげると本人がとても生きやすくなります。
HSPはふつうの人がなんとも思わないことでも本人には刺激なので苦手だったりします。
人混みが苦手はかなりの割合で聞きます。周りに人がいる環境だと、だれとも話していなくとも疲れることが多いです。
わたしだとそれ以外なら、大きな音(工事の音、大きすぎる音楽)、人の声(テレビとラジオも含む)、赤ちゃんの声、電話など大きい音・人の声系がかなり苦手です。
あと自分で調整していますが、眩しい光も苦手です。脳にきます。スマホやパソコンが人よりかなり暗いです。
その他は予定がつまることと、1度にいくつものことを考えないといけない状況(この2つはほとんどのHSPに該当)、バスとか電車とかでの長距離移動。気持ち悪くなったり体調をくずしやすくなる…
そんなふうに、「どうしても苦手なものあったら教えて!」と聞いて先にお互い知っておくと、一方がものすごくしんどいという状況を回避できて、いい関係でいられます。
この3つでほぼ大丈夫。気にしすぎず豊かな関係をのんびり楽しもう
まとめると、
- とにかく疲れやすいので、長い予定は休憩や1人になる時間を。(MPの減りが人の2倍)
- 疲れると外に出られないことを理解してあげよう(外界をシャットアウトしている)
- どうしても嫌なものを先に聞いてあげよう
HSP特有の神経の敏感さからくる疲れやすさや苦手なものは、ほぼこれで解決できると思います。
あなたが気にしすぎていると、本人もそれを察してしまうので(笑)、ちょっと頭の片隅に入れるくらいで大丈夫です。
人より少し疲れやすいかもしれませんが、とても良心的で、気遣いにたけ、なにより深くて豊かな心のつながりを築けるのがHSPの魅力です。
あなたが気を使ってあげる優しさは、察する力の高いHSPにちゃんと伝わっていますよ。^^
HSPと一緒に、のんびりとした豊かな時間や関係を、楽しんでくださいね。
HSPのことをもっと理解したかったら、この本がわかりやすくまとまっていておすすめです!
上で書いたよう取説みたいなことも載っています。
じゃあまた。
HSPの才能開発サポーターなお
奈央
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