HSPをカミングアウトする方法まとめ【どう言う?だれに言う?】

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HSPをカミングアウトする方法まとめ【どう言う?だれに言う?】

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こんにちはなおです。

わたしはHSPという人やものなどの刺激にとても敏感に反応してしまう資質を持っています。

今回この記事を読んでくれている方は、「自分はどうやらHSPらしい。でも、このことを誰になら言っていいのか。どう言ったらいいのか。」と思って検索してくれた方が多いと思います。

わたし自身も、今では母親や少数の友人には伝え済みですが、最初に親にラインで伝えたときは、とても緊張しました。

自分のある意味弱い部分をさらけ出すわけだし、HSPというのは自分にとって大きな部分を占めるので、理解してもらえなかったらとても痛みが大きいと思ったからです。

今でも誰かに話す時はやっぱり少し緊張しますが、だんだん慣れてきました。

今回はそんな、「だれにどう、カミングアウトするか問題」を実体験から解決していきたいと思います。

家族の誰か1人は必須

まず全員にお伝えしたいのは、家族のだれかしらの理解は確実に必須です。

これからの長い人生、HSPの資質のせいで、どうしても仕事がしんどくなったり、外に出るのがきつくなったり、気分をたて直せなくなったりといろいろあると思います。

こういう状態になったときに、客観的な名前で説明できないと、単なる甘えだと思われて、突き放されることがあります。私もありました。

本人にとってはもう1日生きるのもしんどいほどのときに、1番頼りたいはずの家族の理解がなければ、さらにつらいものとなってしまいます。

だから、家族の中のだれかしらには、カミングアウトしましょう!

全員でなくてもよく、一番共感力が高そうな人や、優しい人、内向型よりな人、聞く姿勢がある人なんかに言うのがいいと思います。

1人目は、家族の中で内向型よりの人に言ったほうがいいかもしれないです。

なぜかと言うと、HSPはほとんど内向的な資質だと思うので、あまりに外向的な人を一番に選んでしまうと性格の離れ具合が大きく、最悪の場合「この人なに言ってんの?」という感じになります。

わたしは父をなくしていることもあり、母にカミングアウトしました。

幸い母は優しい気質で内向型なので、たぶんこっちがしっかり伝えれば理解しようとはしてくれるかなという思いで臨みました。

母にラインで伝える。相手にとって衝撃的な症状を言うのがおすすめ

伝えたときは、3ヶ月で契約していた超忙しい百貨店の仕事の最中だったのですが、これがあまりに神経を一日中刺激し、弱り切ってしょっちゅう熱を出していた時でした。

これもう、私このままこういう仕事してたら死ぬや…なにしても心がまったく回復しない…という状態で、自分の限界をつねに超えている自覚があったので、覚悟してカミングアウトすることにしたのです。

もう単刀直入に、「HSPといういろんなものに敏感に反応してしまう資質があって、それのせいで今の仕事や、行き帰りの人の多さや声、強い光とかなにもかもがつらくてまったく心が回復できない。どうしよう。」とかこんな感じだったと思います。

最初は母にとっては初めて聞く言葉なので、それは診断されたの?とか、勤めに行くのがむりなの?とかそんな感じでした。

でも、私が無理だと感じていたのは仕事だけではなく、人がつねにまわりに多くてうるさくてという外の環境全てでした。それにこのときは、自分の家の中ですら、ものからの刺激を感じてしまいつらかったです。

これをどうしたら「そんなに辛いのか!」と伝えられるか考え、1番言われたら衝撃を受けそうな症状を伝えました。

「わたしはお母さん、妹、おばあちゃんと話す時でさえ、どんな話題でもつねに心臓がドキドキしてる。HSPはこれが24時間続く。」

と書いたら、これはさすがにかなりの衝撃だったらしく、「なおが楽になるにはどうすれば…?」と聞いてくれました。(そのあと、東京から離れて移住して療養したいと思っていたので、その意思を伝えました。)

おすすめの伝え方は、「ふつうならだれもがリラックスできるような状況のときでさえ、こんなふうにつらい思いをしている」というニュアンスです。

例えば、

  • 自分の部屋の中でさえも落ち着けず眠れない
  • 親しい友人とごはんのあとでさえぐったりと疲れてなにもできなくなってしまう

などです。

HSPには、自分の努力とか考え方とかではどうしてもどうにもできない症状がたくさんあるのだと理解してもらいましょう。

相手からするとHSPという言葉自体が初めてというのがほとんどなので、どんなに長くなってもいいから、きちんと伝えましょう。

本を一冊渡して読んでもらうのがおすすめ

カミングアウトの前後にとってもおすすめな道具があります。

それは、HSPの本を1冊渡すことです。

なんとなくの理解が得られたあとでも、やっぱり、主観で言ってるんじゃないかとか、気にしすぎなんじゃないかと思われている感じがありました。

なので、自分だけが言っているのではなく、5人に1人いて、客観的に説明されていることを体系立てて伝える必要性を感じ、1番いいかなと思った本を帰省したときに置いていきました。

本は、ほんとうに最強のサポーターです。

HSPにとってのつらいことや、ありがちな症状についてたくさん例をあげて書いてくれているので、パラパラ読むだけでもかなり的確に伝わります。

わたしはこの本を置いていって、ラインで「HSPのわかりやすい本を置いておいたから、赤線のとこだけでも読んでくれるとかなりわかると思う」と書いておきました。

本はあなたが読んでいいと思ったやつならどれでも大丈夫です!

私もこれ以外にもたくさん読んでいますが、どれもわかりやすくてどれを渡そうか迷ったほどです。

できるだけ読みやすいやつを渡しましょう^^

母はしっかり読んでくれたようで、後日、別のことでラインをしていたときに「なおはHSPとHSSの両方かなあ(刺激に弱いくせに刺激が好きというHSPの中のタイプ)」と言ってくれました。

このことは本で数ページしか触れられていないのに、わたしがたぶんHSSとの混合タイプだなと思っていたこととぴたりと一致して、母親ってほんとうにすごい..!と感謝感動した出来事でした。

友人は、関係の深い人に伝えよう

続いて友人や彼氏彼女などの場合です。

あなたと関係が深い人には、伝えておいたほうが、最初に書いた理由と同じでベターです。

わたしは5年くらい仲のいい異性の友人にまず伝えました。

でもこのときは、本当になんでも気兼ねなく話せる相手なので、緊張もせず、ただふつうに「最近自己理解が進んだんだー、私HSPだった。」みたいな感じで伝えました(笑)

友人の場合は、基本的にあなたの性格をよく知っていて、ある程度なんでも聞いてくれることが多いと思うので、フランクに言って大丈夫です。

たぶんこれが彼氏彼女の場合だと、伝えて嫌われないかとか面倒に思われないかとよっぽど心配になると思います。

でも、その場合でも、伝えてみるということはしたほうが良いと思います。

本にも書いてあるのですが、もしそれで離れていくような人だったらそれまでの人です。

また、あまりにも「それって甘えじゃない?」とか、「思い込みなだけだと思うけどな」と理解の姿勢が薄い場合も、相性としてあまりいいとは言えないので、付き合うのを考え直したほうがいいかもしれません。

わたしが伝えたと書いたその友人も、資本主義でバリバリ勝ち上がりたい感じの、強いタイプの人なので、「(HSPみたいな)名前のついてるもの、どうしても甘えだと思っちゃうんだよなー。」と言っていました。

一度で完全に理解してもらえなくとも、あるいはわたしと同じように言われてしまったとしても、気落ちせず、頑張って伝えた時点でよしとしてください^^

とくに、相手の強さに惹かれて続けている関係の場合、相手がどうしても弱さを認めたがらないタイプ、人間的に強い感じの人とつるむタイプだとわたしと同じような感じで言われるかもしれません。

でも、あなたが許容できる範囲なら、理解されきってなくてもいいと思います。

逆にあまりに耐え難い物言いをされるなら、それは相手に「そういう言い方をされると、どうしても傷付く」などと言いましょう。

P,S あなたのカミングアウトで、HSPと知らずにいる人を救える可能性

最後に、どうしても書いておきたかった出来事があります。

あなたがHSPだと周囲にカミングアウトすることで、まだHSPだと知らずに苦しんでいる人の気づくきっかけになり、その人を救えることがあります。

ある日、いつも切ってもらっている美容師さんに、HSPのことを話しました。

これは、それ自体を話したいというよりも、そのお茶会に参加して人生の転機があったので、それを話したかったからです。

そうすると、「それうちのスタッフにもいるわ。あいつは⚪︎⚪︎とかがどうしてもつらいって言ってた。言ってみるわ。」と。

話を聞くとどう聞いてもそのスタッフさんも典型的なHSPの特徴を示していました。1人じゃないとだめ、とか、シャンプーがこぼれている、ものの位置が動いているとどうしても気になる、などです。

HSPの場合、自分でHSPと検索したり、本を読んでみさえできれば、本人がそうだとちゃんとわかります。

だから、このスタッフさんは、きっと検索したりして、自分はそうなのだと結論づけるでしょう。

わたしはこの出来事で、自分がカミングアウトしてHSPを広めることで、まだ知らずになんでかわからないけど人やものがどうしようもなくしんどい…という思いをしている人を救えるのだと知りました。

個別になぜかつらいという状態が何十個もあるより、HSPという資質からくる現象なのだと理解できたほうが、本人がぐっと楽になることが多いからです。

だれにでも話すわけではありませんが、これからもこういうこともあると視野に入れつつ、信頼している人には知ってもらえるように話していこうと思っています^^

5人に1人もいるので、変なことじゃない。自分のペースで周囲に知ってもらおう。ぐっと楽になれる。

最後に、HSPは5人に1人います。

なので、カミングアウトというのもほんとうは大げさすぎるくらい、世界にHSPは溢れているんです。

でも本人にとっては緊張しますよね。

だた、数でいうと、いっぱいいるので、構えすぎずにまわりに知ってもらいましょう。

カミングアウトの基準を私的に書いておくと以下のようになります。

  • 利害関係がない相手
  • 仲の深い相手

利害関係というのは、例えば会社の人だと、上司に言った場合昇進などに響く可能性がゼロではありません。

理解してもらったほうが仕事がしやすくなる可能性と天秤にかけ、慎重に検討することが必要だと思います。

逆にそういうのがない相手なら、どんどん言ってみてよいでしょう。

カミングアウトすることで、友人が検索してくれたり、同じHSPだと気づく友人が現れHSP友達にもなれたりと、自分がぐっと生きやすくなります。

ゆっくり自分のペースで、生きやすい周りの世界を作っていきましょう。

 

じゃあまた。

HSP才能開発サポーターなお

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なお

世界をエネルギーで満たす人。HSP才能開発サポーター。HSPカウンセラー兼コラムニスト。中高一貫から慶應という何不自由ない経歴で生きてきたが、社会人になってなにをしても体調を崩すようになる。ブラック会社をやめてうつ状態のどん底に陥るも、どうせこれ以上落ちないならと捨て身で、好きだった撮影を仕事にする。全国150人の撮影サークル事業に。その後も2年以上もがく中自分はHSPであると気づき、気づいた直後からおなじHSPの人の力になりたいと発信やインタビュー活動を始める。HSPの幸せに生きる方法の本出版に向け、コラム執筆、ライフインタビュー、コミュニティ開発、その他仕組みづくりとマルチに活動。「好き」を生きるフリーランス女子会の創設者。東京から福岡への移住者&2拠点ライフ。次はハワイとの2拠点。ブログと本、撮影、新しいことが好き。0⇨1の立ち上げのプロ。一緒に夢を叶えていくブログスポンサー様若干名募集中。 スポンサーはHSPマーケターのワヲンさん(@wawon_hinan)
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