HSPがストレングスファインダーに与える影響を考察してみた

こんにちはなおです。

HSP仲間のあなたも、ストレングスファインダーやりましたか？

まだ！という方は、以下の記事で詳しく紹介しているのでよければどうぞ。

HSPなら、自己理解をこの本で絶対やってほしい！人生変わる！

今回は、

「ストレングスファインダーをやったりHSP本を読んだりと自己理解を進めている。

でも正直、HSP生きづらい…。」

と感じているあなたに向けて、以下ふたつの視点で書きます。

• ストレングスファインダーの強みの部分に、HSPの気質はこんなふうに役立っているよ！
• 自分の苦手分野は、HSPの気質や、上位資質のどれかで補えるよ！

少しでも気が楽になる方がいたら嬉しいです。

私の上位5資質へのHSPの役立ち方

まず大前提、HSPは先天的な気質であり、生まれてからずっとそうです。

途中からHSPになることはありませんし、なくなることもありません。

それに対し、強みは「もともとの性格」と、「後天的な努力や環境」の両方で作られると考えています。

ということは、「ずっと持っているHSPという気質が、多かれ少なかれ自分の強みにも影響しているのかな？」と考えて、以下に書いています。

1位：着想とHSP

自分を支配しまくっているのがこの着想です。

いろんなことに手を出し、経験とできることがどんどん増えます。（どうしても超飽きっぽいです。）

アイディアを終始思いつき、自分で実現して喜んでもらえたり、人が実現する助け役をします。

（この実現力は、着想と別の資質です。わたしだと主に4位にくる戦略性のおかげ）

インタビューでお話したり、本で読んだ感じ、HSPは着想を上位に持っている人が多い気がします。

HSPも発想に長け、新しいアイディアをよく思いつく傾向があるからです。

これは考えたらある意味当然で、HSPの神経は網の目のように細かくいろいろなものをキャッチし取り込みます。

ふだんから誰よりもたくさん頭にストックがあるから、その結果それらが脳内で結びつき、たくさんのいいアイディアが思いつく着想の資質が現れるのかなと思いました。

2位：個別化とHSP

わたしの個別化は、1人1人の特徴（強みや弱み、性格、向き不向きなど）がよくわかるというタイプだそう。

これもHSP高い人多いんじゃないかなーと思っています。

HSPは相手の人となり、雰囲気、気持ちを一瞬で察しますよね。

自分はその気質が個別化によく現れている気がします。

ひとりひとりがそれぞれ、世界に1人のキラキラ輝く才能の塊に見えるのです。（そしてがんばって相手にそれを伝える…！）

ふだんだと、聞いてほしい人か話してほしい人かなどを感じ取って、相手への対応を調節しています。

相手とのノリみたいなものも、「とにかく楽しいでごり押し」か、「具体例で共感」か、「気持ちで共感」かなど相手の数ぶんあります。（笑）

3位：収集心とHSP

収集心は圧倒的に本と情報に出ます。物欲はありません。

あとは素敵なスポットを調べまくって実際に行くのも大好き。

なにか読んで考えて、いいなと思ったものをスラックやツイッターでだれかにシェアするのが好きでしょうがないです。

HSPはものごとの本質・中身に興味を持ちます。

だから収集心が出てきて、いろいろ読んで自分なりの真理を追求したり、思いをあちこち巡らすのが楽しいのかなと思います。

4位：戦略性とHSP

まったく新しいチャレンジでも、なぜか見通しがすーっと立ちます。

そして「もしこれがだめでもこの道もある」と何通りもゴールへの道を思いつきます。

そのどれかしらの道でちゃんと辿り着けることが多いです。

アイディア、事業のゼロイチ段階、集客、就活、ブログその他でよく人に相談され、アドバイスをします。たぶんこの資質のなせる技です。

HSPは直感的にものごとがどうなるかわかることがあります。

わたしだと、人のストレスを感じ取って、会社をやめると予測した人がほぼ100％数ヶ月後にやめます。

センサーが人一倍敏感なので、予測力が高く、精度も高いです。

その直感力が過去の事例でなんども磨かれ、未来を見通せる戦略性に結びついています。

5位：最上志向とHSP

最上志向はストイックになれる資質だと捉えています。

これは幼少期からあり、小学生ですでに10時間勉強していました。

今だとHSP才能図鑑出版のためにこのブログを書き続けています。

好きなことや日常生活へのこだわりも強いです。

HSPは最上志向上位も多いですね。

みんなもともとは自分に厳しく、無意識に課しているハードルが高いです。（それを理解して、意図的にゆるくしているわたしのようなHSPもいます。）

基本ストイックで、つねに自分と真剣に向き合っているHSPの気質は、そのまま最上志向に反映されています。

総評：HSPが役立ちまくりだった

上位5つどれも、HSPの特徴が色濃く資質に影響していると感じました。

それが強みになっているわけなので、ある意味HSPを活かせてるのかなと思います。

HSPも才能も無意識に発揮されるので気づきにくいですが、深堀りするとこんなに強みとして出ているんです。

苦手分野は上位資質かHSP気質で補える

ここまで強み分野を見てきましたが、反対に上位にあまりないグループの能力も、上にあるどれかかHSPの気質で補えるよ！ということについて。

わたしは資質の4タイプ分類で、戦略的思考力に偏ります。

実行力のグループがひとつもなく、実際自分には「なんでも続ける力や責任感」は皆無です。

すぐ飽きるので、飽きたら遠慮なくほかのことに移るからです。

また、人間関係構築力と影響力も1個ずつしかありません。

大きいとは言えないでしょう。

このあたりの欠ける資質をどう補っているか書きます。

• 着想、収集心、戦略性：戦略的思考力
• 個別化：人間関係構築力
• 最上志向：影響力

①実行力がゼロ⇨戦略性で補完

自分が飽きたらまず続けられないので、飽きずに楽しくやる仕組みを毎日毎日考えてやっています。

なんとおりもの見通しが立つ戦略性で補っています。

なにとなにを両立するか、いくつのブログでやっていくかなど、つねに頭脳を使って継続に結びつけています。

これは無理！合ってない！と思ったらすぐ次の戦略に移っています。

また、実行力自体は上位になくとも、好きならおのずと続けられているので、「そもそもほんとうに好きでやりたいことなの？」という問いを自分に立てています。

②もとのコミュ力が高くない⇨個別化で一人一人攻略

たぶん人間関係構築力が上に1個しかないからなのですが、もとのコミュ力はまったく高くありません。

面白いこと言えないし、グループでいるときになにも話せなくなります。

当初大学が苦痛でした。

でも、大学3年くらいから、中が無理なら外に出よう！とイベントに行って無理やり人と話しまくり、かなり克服してしまいました。

それ以来そこまでコミュ力で困らず（むしろ得意だと思われがち）、社会人になってからのほうがいい人に囲まれています。

コミュ力がついたのは個別化のおかげです。

多数には無理でもバラバラにして一対一なら得意だからです。なんせ個別化もHSPも相手のことがよくわかる！

相手にハマる話題やノリで、狙って攻略しています。

1人ずつ攻略！です。おすすめ。

③強い存在感がない⇨個別化＆戦略性のタッグで少数を狙い撃つ

影響力の資質も最上志向しかありません。

強い存在感みたいのがほんとうに出せなくて、人より弱い感じがいつもしました。

これも大学生くらいまでコンプレックスだったのですが、徐々に考えが変わっていきました。

柔らかい雰囲気（HSPはバリアが薄いですからねw）⇨相手が全然警戒しません。

お！だれとでも仲良くなりやすい！と気づきました。

その上で、多数から支持されるツイッターのインフルエンサーみたいなのにはなれなくても、「自分が狙ったフィールドで熱い支持を得る」ならできると感じました。

これが戦略性です。得意なところやブルーオーシャンで戦うことにしました。

あとは個別化で、一人一人へのアプローチを変え、相談を受けてもどんなふうに返すかを相手に合わせました。

そんな人たちにとってのオンリーワンにはなれてると思います。

資質を、別のなにか（例えばHSP）と結びつけて考えると面白い

強み弱みをHSPの資質と絡めて見てみました。

ストレングスファインダーはかなり深く自分のことがわかるので、それとほかのなにかを結びつけて考えてみると理解が深まっておすすめです。

HSPもそうですし、それ以外にも、外向型内向型、自分の育った環境、好きなこと、別の診断、よく言われる性格などなど、いろんなものと合わせてみると関連がわかります。

自分のことをひとつの切り口だけでなく、いろんな角度で見ると、

• 弱みと思っていたことが別の資質で補えそう
• これは合わないけどこっちのやり方ならできそう
• いやだった部分はプラス面も大きかった

こんなふうになんだか気が楽になってきます。

読んでいるあなたがHSPなら、ぜひわたしのようにストレングスファインダーにHSPがどう影響しているか書き出してみてください。

きっとやる前よりも、「こんなふうに役に立ってくれてたんだ、ありがとう。」と自分のHSPのことや資質のことが好きになれるはずです。

じゃあまた。

HSP才能開発サポーターなお