こんにちはなおです。
同じHSP(highly sensitive person)の人の才能についてインタビューして、もっと一人一人のことが知りたい!
そしてHSP1人1人が才能を開花させて生きられる社会を作りたい!
この思いで初めてHSP才能インタビューこと「HSP図鑑」。
第15号は、お話してみたい…!お若い…!とずっと密かに思っていて実現したインタビュー、高校生HSPブロガーの雪菜さんです。
雪菜さんを知ったいきさつ
雪菜さんはツイッターでフォローしあっていて、「え、この方学生さん?HSPだって知るのはやっ!」と驚きでしっかり存じ上げていました。
これ話しかけていいだろうか…と緊張しながらDMしてみたところ、すっごくかわいらしく丁寧でしっかりしたお返事をくださり。
インタビュー中圧倒的最年少さんへのインタビューが決まりました。
雪菜さんのプロフィール
お名前:雪菜
性別:女性
年代:16歳
おしごと:高校生&在宅ワーク
なお
HSP才能インタビュー
ここから本編のインタビューです。
①自分がHSPだと知ったきっかけはなんでしたか?いつごろですか?
雪菜さん
小学生のころから違和感があって、まわりよりすごくくすぐったがりでした。
検索してHSPという存在を知ったけど、そのときは環境がよかったのか当てはまらないと思いました。
でも中学生になって周りと全然合わなくなって不登校になったとき、またネットで母とHSPのセルフチェックをして、それで気づきました。
なお
小学生から検索できる力があるってことに驚きです。(時代を感じた。)
今ってこんな風に、違和感に気づいたら早くからHSPだと知れるんですね…!
②知る前と後でなにか変わりましたか?
雪菜さん
小学校でも、わたしに先生が接するときによくわかんないという顔で接していました。
知ることで、変じゃないと知れました。
劣っているからなにもできないと思っていたけど、そんなことないから尊重していいかなと思って成長できました。
それで今も学校などを調べたりできるようになっています。
なお
そうそう、HSPは尊重していいんだと思えると、気持ちも変わっていきますよね。
③自分がHSPだということをだれかにカミングアウトしていますか?
雪菜さん
最初は両親からです。
母もHSPなので、ふつうに受け入れてくれました。
それも一緒にセルフチェックをしたときに知ったことです。
あとは中学のカウンセラーの先生と担任にも話しています。
今の高校の担任と養護教諭の先生にも。
母方のおばあちゃんとおじいちゃんにも。
10年間いっしょにいる友達にも伝えています。
オンラインでも、ツイッターとブログ中で話しています。
なお
今までインタビューしたなかでだれよりも周りに話しています。
それだけ伝えよう理解してもらおうという努力をされたってことですよね。
こんなにどの環境でも言えていたら、生きやすいだろうし認知も広まります。
伝えたいけどまだ言えてない人がいる方も、いっしょにこの雪菜さんの勇気に続きましょう!(笑)
④HSPで普段悩んでいることがあればおしえてください
雪菜さん
- 友達ができるのが遅いことや、周りと合わないことです。
価値観が合わなくて一緒にいられないと感じることがあります。 - 聴覚が1番鋭いので、騒がしい場所で隣の人の声が聞こえないです。
音を遮断して声だけ拾ってくれるイヤープラグをふだんつけています。 - 転校などのストレスで体調を崩しやすいことも。
- あとはこんなこと知りたくなかったということも聞こえてきちゃったり。
- 友達と遊びたくなるけど、次の日学校に行けなくなっちゃうからできないです。
例えば友達は10時とか11時まで遊ぶけど、わたしは6時には帰りたいなと思ってしまいます。
なお
おそらく、高校でたくさんの人と集団生活をしないといけないことから悩みが出る感じですね。
⑤逆に、HSPでよかったと思うことがあればおしえてください
雪菜さん
- 気持ちがいいときはいいところです。
すごい幸せになれます。なんでもできるんじゃないかってくらい満たされます。 - 人が困っているのがわかって、助けたりできると感謝されることも。
- 友達のペットの犬と接すると、ちょっと気持ちがわかります。
- 自分の話で先生や友達が、この子なら大丈夫と信頼してくれます。
- 周りの人について、自分に合う合わないがわかります。
- 本を読んでいるときに、映画の長編を見たくらいの映像が浮かびます。
- 素の私で生活することが難しいと思っているのですが、長年いっしょにいた子などに、慣れると評価してもらえます。
なお
雪菜さんはお話していても、信頼の塊という感じがします。
⑥HSPのことで、もっと周囲や社会に知ってほしいことや、してほしいことはありますか。
雪菜さん
HSP自体を知らなくても、こういう子がいるって知ってほしいです。
先生自身も、この子ってどんな子かわかんないって顔している人が多かったから、知ってくれた方が良い関係になれると思いました。
なお
雪菜さんのような方が広めてくださるのは、その意味でも大きな力です。
わたしたちとしては、HSPは先生方の必修科目にしたいですね。(笑)
⑦好きなことや趣味、得意なことはなんですか。
雪菜さん
音楽鑑賞も。あとは小説みたいな物語を考えることと、リズムゲームも好きですね。
母とかと舞台を見に行ったりします。
スクラッチアートも最近好きです。
得意なことは、イラストを書いたり、細かい作業です。
ほかにもやりたいことはあって、新しいお店にたくさん行きたいけどできてないです。
水泳も好きだけど行けてないなと。
今は冬に1人でキャンプしてみたいと思っています。だから原付の免許を取りたいです。
なお
人生ずっと楽しそう。
雪菜さんはツイッターのアイコンもご自身で描かれたようで、これがとにかくかわいいんです。
キャンプに原付にとアクティブな面もあって素敵ですね!
⑧⑦のことで、これからしてみたいことや、仕事にしたいことはありますか。
雪菜さん
1番は自分が好きだし得意なことを仕事にすることですよね。
中学の初めの頃はちゃんとした夢があったのですが、だんだん業界を掘っていくと、案外報われないかなと諦めて。
そこからはまだ定まってはいないですね。
なお
雪菜さんなら、きっとこれからたくさんやってみたいことが見つかると思います!
すでに好きや得意を仕事にしたいっていう思いがあるのが、やっぱり早くてうらやましいなあと感じます。
⑨これを読んでいる同じHSPの人に、伝えたいことはなんですか。
雪菜さん
わたしは毎日話を聞いてくれる母に助けられています。
学校でも話をしていて、けっこうサポートしてもらえています。
耳栓をつけていいということや、個人のスペースがある場所でお昼を食べさせてもらえることなどです。
それは一緒にいたくない子とお昼を食べるのがきつい、1人で食べたりできないかと申し出たら、そういう場所を用意してもらえたんです。
それで、話すことは大事だと思いました。
なお
言ってみると意外と助けてもらえたり、変えてもらえるってことは他のHSPさんも言っています。
こういうのを聞くと、みんなもっとまわりに言おう!お願いしよ!と言いたくなりますね。
雪菜さん
わたしとは反対のタイプの友達と1番仲が良いのですが、それでもそれなりに理解して相談に乗ってくれたりします。
理解してくれる方は多いです。
⑩最後にこれだけは言いたい、伝えたい!ということはありますか。
雪菜さん
頑張っている人が多いから、休んでいいんですよって言いたくなります。
頑張っているのに、自分を責めている人もいるので、認めてあげてほしい。
わたしにできることなんてないとか思っていたこともあったけど、一人ひとりに役割があると思います。
最後に、不登校を経験して、通信制に通っています。
でも、それでいてHSPとしてツイッターやブログを書いているので、気になったら連絡してほしいです。
なお
雪菜さんのブログ、表現力がすごすぎて、これ高校生の方が書いたの?ってなんどもびっくりしました。
とくに学生HSPさん、今悩んでいるHSPさんには共感の多い内容だと思うので見てほしいです!
編集後記
雪菜さんはまわりを良い方に変えていく力がすごすぎます。(涙)
ちょっと最年少の方がこんなに頑張っているので、わたしも頑張らないとなという気持ちになって、気合を入れさせてくれる存在です。
あとは、自分や周囲の人の気持ちを察して言葉にすることに人一倍長けている方なんだなと。
これを読んでいるわたしたちの多くは、こんなに若くしていろんなことに気づいて行動してる方いるの!って驚きの感情だと思うんです。
HSPのことを言いたいけどまだ言えていないとか、我慢していることがあるけど変えてほしいことなどがある方は、この勇気に続いていっしょにカミングアウトしていきましょう!
ブログでの表現力と思いを伝える力がほんとうにすごくて、このままぜひ書き続けて、読む人に共感と勇気を与えまくってほしいなと思いました。
なお
雪菜さんはツイッターとブログでHSPのことを中心に発信されています。
連絡も歓迎ということなので、ぜひぜひ多彩な高校生HSPさんの世界を覗いてみてください。
雪菜さん、わたしたちに勇気と、たくさんの気づきの種をありがとうございました!
twitter:
ブログ:
じゃあまた。
HSPの才能開発サポーターなお
奈央
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