こんにちはなおです。
HSPの方って基本的に、すごい頑張り屋さんです。
このタイプが、どこかで、あ!もっと好きに生きよう!とか生きてよかったんだ!もっとゆるく生きよう!と気づいた時、
そうしようとすると猛烈な罪悪感に襲われます。
だって、今までの何十年間のOSには、「毎日頑張る」というひとつの設定しかないから。
この罪悪感、カウンセラーしているわたしでさえも(つまり、人より自分の感情を客観視できる人でさえも)はんぱなくて毎日胸がズキズキします。
休んでると胸が痛いし、本読んでてもそうだし、なんなら英語勉強していてもなりますw
これに関して考え方とふだんやっている対処法(いいのあったら教えてくださいw)も書いてみました。
頑張ってきたHSPさんは罪悪感と同居して好きに生きていい
わたしのパターンは、典型的な超優等生で小学生から毎日10時間台の勉強をし続けた感覚が体にしみついているので、
まさか仕事でそんなに毎日やりこむわけがないので(無理!やったらうつまっしぐら)、それ以下の量だと自分の脳が判断するか、完全燃焼していないと判断すると、罪悪感が湧きますw
Contents
①典型的なのはこんな人:勉強、部活あたりを超やってきた人か、親がめちゃ厳しかった人(つまり、欲を抑圧しまくってきた人)
好きに生きようとかだらだら生きようとすると罪悪感がひどい人のパターンで、典型的なのはほんっとうに、
「勉強か部活あたりを超がんばってきた人」か、「親が超厳しかった人」かその両方ですw
(あと、長男長女は、第一子目でどうしても期待が集中するので、親が厳しくなりがち&しっかり教えを受け継ぎがちで、そこからそれる、好きに生きる・ゆるゆるするという行動に罪悪感を持つ傾向が強いです。)
(たぶんなのですが、行動したくなるシステムのHSSがあるHSPHSSさんが、この感覚が激しくなる気がします。)
わたしは勉強も部活も超絶頑張ってきた(楽しかったのでその自覚すらあんまりない)かつ、長女パターンです。親はそこまで厳しいわけではないです。
小学生のときに受験をしたいと言い出して、もっともしていた時期で10時間勉強しており、いったん中高で減りますが、高校2年生くらいから今度は13時間くらい毎日勉強していました。
これはやらされていたわけではまったくなく、ほぼ100%自分の意思で、どこまでも上限のないものを追求することがすごく楽しかったです。
なので、勉強以外の欲はほぼ全部捨ててきたし、あまり持ったことがありませんでした。
また、小5で金管バンドに入り、その延長で中高も5年間吹奏楽部で、来る日も来る日も毎日週6の練習を続けました。(ずっと夢中で、ものすごく楽しかったです。)
これらを書くとものすごい意思の持ち主に見えますが、たしかに意思は強いけれども、中高に関しては周りもほぼ全員真面目で、勉強と部活に一心に打ち込む人しかいないので、むしろ当たり前の姿なのです。
こんな感じで生きてきた人が、好きに生きられるようになると②みたいになりますw
一言でいうと、今まで欲を捨ててくることが当たり前だったため、欲を叶えられ放題の状況になると慣れていないから罪悪感がすごいのです。
②独立後、「なにしてても駆り立てられる…罪悪感がすごい…脳がぬるいと解釈する…」
超ブラック会社(これも頑張ってきた人は入りやすいです。ほかがぬるく見えるので..)を経て独立後、
あれ?なんだか好きにしていればいいらしいぞ?と気づきます。
世界はみんな優しくて、得意なことで頼りあって良くて、弱音吐いて良くて、好きなことを好きにやっていたら、なんだか生きられるぞ…?
最初らへんは夢中で夢中でなにも気づきませんでしたが、少し安定を感じ始めた途中から、猛烈な罪悪感に襲われるようになりました。
とにかく、なにかをしていないと駆り立てられるのです。
だって、手と頭を止めたことがないから。今まで24年くらいの人生。
いくらでも休みたかったら休めるのに、やることを思いついてしまう。頭から離せない。
お金があるのに、好きに買う時に罪悪感がある。がつんとセミナーに投資するときも罪悪感がある。
なんなら、自分で毎日このくらいやろう!と決めた、大好きでぴったりなはずの勉強でさえ、英語を勉強しているとまた罪悪感があるw
なんか、脳がこれ簡単!ちょろい!ぬるい!って言いますwなんで苦労しなきゃいけないのさ(笑)その楽になるまで身につけたのも自分なんだから、楽にやっていいじゃんw
(てかさあ、もっと言っていい?あのときの勉強に比べたら、だいたいものってぬるくてちょろいのですw大人になってからの仕事とか読書とか資格とかセミナーとかって。優等生で独立した人わかる?w)
なんというか一言でまとめると、好きなことってだれにとっても、楽にできて、他の人よりも速いことでもあるので、
そうすると好きなことで生きてる族ってだいたいなにやっても一瞬で終わるんですよねw
で、終わったら、もういいのに、まだやれ!もっと時間あるだろ!の指令がすんごい….。
いままでがんばってきたことしかないから、脳がそれを覚えきって、通常状態だと認識してるんですね。
だからそこからそれるような行動をすると、違うよ!って罪悪感が発動する。
いや….過去にそうやって10時間くらい書いたり、仕事しすぎて2回うつになったでしょ…わかろうよ自分…
まじでこういう葛藤を一日中していますw
リラックスしたい。マインドフルに生きたい。ライフワークなんだから一生続けたいですもん…
③やっている、罪悪感への対処法
きっとこういう仲間たくさんいるんだろうなwということで罪悪感への対象法です。
1、上を見る
そんなこと???って思うかもしれませんが、上を向いてマイナスなことって考えにくいのですw
家なら天井、外なら空、上を向くと、息が自然と吸えるようになって、呼吸が深まります。
そうすると、胸がズキズキしなくなる傾向にあるので、よくやっています。
あーあかん、と思った作業中に上を見る、ごちゃごちゃ考え出した散歩中に上を見る。
2、書き出す
書くのもなかなかおすすめ。
どの点で罪悪感があるのか、どういうふうに苦しいのか、ほんとうはどうなりたいのか(リラックスしていい!とかのんびりするのも仕事!とか)を書いています。
書くと、自分の中の気持ちが、ああ、よく見つけてくれたね!という感じですーっと楽になります。
思考の整理、感情の整理がうまい人は日常的に手書きを多用します。
頭がごちゃごちゃしたとき、罪悪感が湧いてきた時、焦って落ち着かない時などはおすすめです。
3、歌を歌う
意外と1番効くかも。
歌を歌う。
家に人がだれもいないときと、散歩していてまわりに誰もいない時を見計らって歌うようにしたら(笑)、その間と後は必死に息を深く据えているので、苦しくならないんです。
歌は偉大です。
声出すってほんとうにいい。
別に人と会いたいわけじゃない…って方にもおすすめです。
4、体を動かす(軽い筋トレとか)
軽い筋トレで、はあはあして呼吸が深くなって、おなかで息ができるようになると一気に解放されます。
この感覚が好きなので、調子のいい日はできるだけ、1日5分か10分くらいやるようにしています。
息がちょっとあがればいいので、腹筋、背筋、スクワット、足上げ、好きなものでなんでもよしです。
5、電話
なんらかの気分要因で、もうまじで無理!泣く!ってなったらだいたい電話しますw
なんかね、笑わせてくれるかんじの人のほうがおすすめですw
あとは寄り添い上手な人、傾聴上手い人もいいのかな?
わたしはだいたい、この電話引き受けてくれる子が日常の他愛もない話をはじめて1分くらいで笑わせてくれるので、心から助けられてます。泣
なんというか、こんなに楽に生きていいんだあwとどうでもよくなるし、思考を飛ばせます。
笑いって偉大です。
わたしはやる気が起きないけど、お笑いのyoutubeとか、面白い人のyoutubeとかを観るのも絶大にいいはず…。
6、呼吸に意識を向ける(人によるかも)
これわたしはあんまりできない…逆に呼吸のしかたがわからなくなって苦しくなる…けど、呼吸に意識を向けるのも向いてる人にはいいかもです。
駆り立てられている時って交感神経がオンになっていて、つまり呼吸が浅くて速いのです。
呼吸のペースを遅ーくして3分とか5分とかたつと、副交感神経のスイッチが入ります。
だから、リラックスしたい時は呼吸をゆっくりにする、というかふだんから呼吸を深くゆっくりにするのがおすすめ。
なんだけどわたしがこれやろうとすると、呼吸するの苦しくなるので人によるんでしょうか…?w
基本的に、罪悪感はなくさなくていい。同居して小さくしていく
基本的に、HSPの人が罪悪感を感じなくするって無理です。
どこまで成功しても、どこまで自由になっても、逆にどこまで自分を縛ってもこの感情はつきまといます。
だから、そもそもなくそうとするものではない。
同居できる程度にほどほどに解消して、いっしょに生きるほうが楽だと思います。
ただ個人的に、1回思いっきり味わいきった罪悪感は次から同じことをすると断然小さくなると感じていて。
例えば、以前なら友達の誘いを本音を言って断るというのは、はじめてやった時猛烈に胸が痛かったですが、2回目以降は慣れて、ゼロではないけど痛みはよほど小さくなりました。
また、以前ならそもそも休むってこと自体ができなかったわたしも、罪悪感はありまくりつつも、ソファに一日中寝転がったり、出かけたりの選択自体はできるようになってきたので、これも時間の問題かなと思っています。
その過渡期がめっちゃきついwけど。
おんなじような罪悪感を持ってるもとがんばりやさんたち(なくそうと思ってもなくならないので、今もがんばりやさんでしょうね)は、とりあえず、同じ人はたくさんいて、変じゃないよということがひとつ。
あとは、ゼロにするのは無理なので、てきとうに自分なりの方法で紛らわしつつ、
苦しい!と思ったらなんどでも人に頼って、聞いてもらったり、おなじ境遇の人で共感しあったりしてみてください。
じゃあまた。
HSP才能開発サポーターなお
奈央
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