こんにちはなおです。
初めてくらいに読んだこちらのHSPの本で、「HSPは外との境界線(バリア)が薄い」という文章がありました。
(あとで少し書きますが、漫画でHSPの特徴が面白おかしく書かれており、楽しいしわかりやすくおすすめです!)
この言い方で理解したことがなかったのですが、たしかにそうだ!と思ったので、それについて「わたしはこんな感覚だよ。」という実際の感じ方を書いていきます。
Contents
バリアどころか、もはや相手や場と一体
これは人によって差があるかもしれないので、あくまでわたし個人の感覚です。
自分の場合は、もはやバリアとか境界線すら感じたことがなく、直に相手が入ってくる感じがつねにします。
基本だれと話している時もです。
なので、ものすんごく相手の顔のゆがみとか気持ち、目の印象が入ってきてしまい、まともに相手を見つめるとなにも考えられないのでややそらしています。
目を合わせ続けるということがまじでできません。相手の目が強すぎるんです。
その場のテンション(感情)と自分の快不快が比例する
あと、相手と話している時でなくとも、自分がいる場所ってなにかしらの空気がありますよね。
たとえばわたしは接客中でなくても百貨店に立っていたら、お客さんや店員の醸し出す空気を感じます。
家で1人だと、だれも場の空気を乱す人がいないので、ものすごく動かないしんとした空気を感じます。
それで、どこにいても、場の空気と自分の気分がほぼ比例します。
仕事中だれか1人でも休んだ人がいると、場がものすごくピリピリイライラします。
そのときものすごくしんどい気分になります。
- ダイレクトに場のイライラ→自分のイライラというふうに変換されるのではなく、場の空気からプラスの感情かマイナスの感情かだけを抽出して変換されます。
- 場のイライラ(マイナス)→自分はめっちゃしんどい気分になる(マイナス)
という感じです。
場がマイナスの感情のときは全部、しんどいとか居心地が悪いに変換されます。
逆にもし、例えば今日はお店の売り上げがいいよ、と誰かが喜んでいたら、
- 場の喜び、高まり→自分の喜び、高まり、ではなく(状況によってそうなることもある)
- 場の喜び、高まり(プラス)→自分はなんだか嬉しい気持ち、安心した気持ちになる(プラス)
がより正確です。
HSPは場の空気がふつう〜プラスのどこかにあれば安心できますが、少しでもマイナスな人や要素があると、それが気になって安心できません。
だれしも多少はそうですが、HSPはとくにマイナスの空気は耐え難いほどしんどく、心の中ではもうやめて!という状態です。
関係の深い、長い相手だと極度に入ってくる感じがしない
いろいろ書きながら気づいたのですが、関係の長い相手、深い相手(家族や長い友人)だと、極度にじかに入ってくる感じがありません。
気持ちは深く共有できている気がとてもします。
これは慣れていない相手と話す時の心理に、「ほんとうはそこまで入られたくないのに、勝手に感じ取って入ってきてしまう」と思っているからだと思います。
深い相手となら気持ちがそもそも通いあっていると信じられるので、思っていたよりも相手の思いを受けて相手の気にあてられる、といった誤算が起きにくいです。
この関係の場合、普段苦手な、「聞きたくないことは一部遮断したり、聞き流す」といったこともできます。
深いところでは通じ合えてるから、あえて言葉の表面だけ遮断しても大丈夫^^と安心できるからです。
よく、いっそ空気になりたいと思う
わたしは場の空気をしんどく感じすぎてしまうので、もういっそ本当に空気になりたいとよく思っています。
いつも相手より自分の方がどうしても弱い感じがして、オーラがあまり強くないのを感じます。
とくに目上の人や、年関係なくともどうどうとした人を相手にするとそう感じます。
(これは関係の深い相手とだと感じません。ちゃんと相手と自分がおなじ人間に感じます。)
オーラが弱いんだったらそのままふっと空気になれないか…とよく考えています。
バリアのなさは強力な武器でもある
ここまでどちらかというとちょっと大変な方面を書いてきましたが、このバリアのなさは大きな強みにもなっていると感じます。
オーラやバリアがあまりないので、相手が警戒しません。
わたしが自己開示度が最初から高いのもあり、相手もすぐ心を開いてくれます。
そしてちょっとつっこんだ質問をしたり話をすると、すごく深い話ができるし、びっくりするような話まで聞かせてもらえます。
これは本の著者さんもおなじことを書かれていました。
話しやすいんだなというのをいろいろな場面で実感します。
相談をよく受けるし、道をめっちゃ聞かれます。
役に立てる機会が多いので、これらは嬉しいです。
相手が心を開いてくれる、すぐ仲良くなれるのはけっこうすごいことで、こわく見られがちな人やきつい印象で悩んでいる人からしたら、羨ましいことだと思います。
いろんな人の深い話が聞け、深く対話できて、おかげで人生がとても豊かで、豊かな時間を人と共有していると感じます。
あと最近インタビュアーをしているので、そのときにも役に立っているはず。
バリアのなさを改善するのも強みにするのもあり
いままでバリアのなさについて語ってきました。
バリアをイメトレで作る練習をすると徐々にできるようになる!って別の本に描いてありました。(笑)
あまりわたしはピンとこなかったのでバリアないままですがw、できそうな方はやってみるとすこし強く張れるようになるかもです。
あと、バリアないことがそもそもいいか悪いかということでもないので、その特徴を強みにするのもありです。
相手の話を聞く系の仕事は向いています。
改善かそのまま強みにするかと2択みたいに書きましたが、実際はそんな極端な2択ではなく、両立もできるし、状況に応じてバリア濃いめ、薄めと調整して使えたら便利そうです。
ビジネスっぽくする必要があるときはバリア濃いめ、相手と深く対話したいときはバリア薄めとか。
最後ですが、この本はバリアの話も含め、イラストなので直感的にそう!と思えていろいろ考えるのに最適です。
大変そうに書かれているのにユーモラスで暗くならず、これを読むとなんだかけなげな自分のことを愛せます。(笑)
じゃあまた。
HSP才能開発サポーターなお
奈央
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