こんにちはなおです。
世の中はポジティブ思考、前向きにとか言うけど、HSPにはどうやっても無理な時もありますよね。
1度不安なことがあると、いつまでも脳内でぐるぐる文章が飛び回ったり、昔のいやな記憶がフラッシュバックし続けるなんてこともよくあります。
わたしはこうなったときに、自分にある言葉をかけて、それ以上の思考を止めるようにしたら、前よりどうにもならないことを悩む時間が10分の1くらいに減りました。^^
その方法を紹介します。
Contents
マイナス思考のループにまず気づくこと
まず、とりとめもないことを悩んでいる自分に気づくことが第一歩です。
思考にはなにもしなければ無意識に普段の考え方のクセが発揮されるので、気付かない限りマイナスのループがずっと続きます。
不安なことがあってうんうん考えている自分にふと気づけるようになりましょう。
意識するとかなりすぐできます。
気づいたら自分に問う「これは今悩むべきことか」
気づいたらその問題について、「今悩む必要のあることか」を自分に聞いてみてください。
①それが過去のことで、もう変えようのないものなら答えはノーです。
たとえばわたしはよく、新卒の会社での上司の怒鳴り声や、そこでつねに抱いていた嫌な気持ちのことを、なにかのきっかけで思い出すことがあります。
でもこれは、もうその会社をやめているしどうしようもない、考えるだけ意味のないことです。
なので、そのときは「これは過去のこと!」とまず自分に言い聞かせます。
②また、現在のことや未来のことであっても、悩んでも解決できない場合ならそれもノーです。
たとえば毎月の支払いを払えるか不安で不安でしょうがないとします。
たしかに重大かもしれませんが、来月自分がどう働いていて、どんな支出状況かということは、そのときにならないとわかりません。
実際こういう時があったのですが、毎日不安に思って過ごしても、思考から追い出して過ごしてもなにも変わらないと気づいたので、こういうのも考えるのをやめました。
ほかの例だと、「今日Aさんに悪いことを言ってしまったかもしれない。」と考えたとします。
心配だし、なんでもっと別の言い方ができなかったのかと、罪悪感もあるでしょう。でも、あなたがどれだけ考えたところで、Aさんの気持ちはAさんにしかわかりません。
この場合も、言ったことはどうにもならないし、あとからフォローをいれるほどの大事でもないと感じればもう考えなくていいです。
だいたいの場合、相手はまったく気にもしていません。
③あとは、悩む価値はあることだけど、悩みすぎてどうにもこうにも行動ができなくなっている場合も、もう考えることはいりません。
行動してからいろいろわかってくるし、ひとつ行動すればひとつ別の悩みというか乗り越えるものが出てくるので、やる前から悩んでも徒労に終わることが多いです。
たとえば、新しくブログを始めたいとして、「でも書けなかったらどうしよう。変なことを言われたらどうしよう。」などと考えてやらずにいることに意味はありません。
こうして考えていくと、結論、ほぼ100%に近いくらいの割合で、今こんなに頭を悩ませる価値のないことや、考えてもどうにもならないことばかりだと気づけるでしょう。
今悩むべきことでなければ「まあいっか!」で思考をストップ
あなたは、さっきまで悩んでいたことについて、今悩む価値はないなと結論づけました。
そうしたら、「まあいっか!」と心の中で自分に言ってください。
これの意味は、問題を本気でどうでもいいと思っているというより、「いろいろ考えてしまうけど、考えたところでなにも変わらないからいったん思考をやめるね!」という意味合いです。
まあいっかって意外と脳に強く効きます。自分にやっていると、ほんとうになにを悩んでいたのかという気分になるから不思議です。
あなたの周りの「まあいっか」「どうでもいいじゃん」と言いそうな人を思い浮かべて、心底どうでもよさそうに真似する感じでやると効果抜群です。
まあいっか!と同時に環境をちょっと変えよう
まあいっか!って自分に言ったら、同時に今までとやることを変えてください。
今まで机に座っていろいろ考えていたのなら、新しく本を手に取るとか、ベットの上に移動するとか、音楽をかけましょう。
なにかしら行動を変えるか、少しでも場所を動いたりすると、思考もちゃんと止まって別のことができるようになります。
わたしは思考を止めるために日常的に音楽をかけています。
そっちにいくらか意識がいくので、考えすぎて疲れるのを防げています。刺激の少ないヒーリングミュージックなどを探して、ぜひやってみてください。
考えるだけで脳が疲れる。思考を止めて、好きなことに思考体力を使おう
考えていると、それだけで脳がどんどん疲れていきます。
意味のないことを考えている時間を減らせると、そのかわりに多く好きなことや生産的なことができるようになります。
こっちのほうが、疲れすぎを減らせるし、あなたもハッピーなのでいいことだらけです。
深く考えられるのはHSPのいいところだと思っていますが、それをなんにでも向けてしまうと、本人だけが疲れてしまいます。
せっかくなら、ぐるぐる思考を上手に止められるようになって、その思考体力をあなたの好きなことに使ったほうが幸せです。
まず思考のループに気づく⇨今悩む価値のあることか判断(ほぼないです)⇨ないと判断したら「まあいっか!」⇨環境をちょっと変える。
この流れは意識することでどんどんスムーズにできるようになってきます。^^
わたしも1年前くらいまで、人の感情、お金、わかりもしない未来のこと、どうしようもない過去のこと…とどうしようもないことばかり悩んで疲れ切っていました。
それでも自分で練習して思考止めがうまくなったので、今は音楽をつねにかけ、ブログや読書に打ち込めるようになりました。
ぜひ、思考止めを上手にできるようになって、好きなことへ思考体力を使ってください。なにに思考を費やすかで、幸せや落ち着き感が全然変わります!
じゃあまた。
HSP才能開発サポーターなお
奈央
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