こんにちはなおです。
こんなことをやりたいけど、うまくいかなかったらどうしよう。
批判されたらどうしよう。
途中で生計が立たなくなったらどうしよう。
なにかにチャレンジするとき、悩みや恐怖はつきものですよね。
とくにHSPの場合、脳の行動抑制システムが人より強く働きます。
そのために、新しいことへの抵抗感を強く抱く傾向にあります。
でもそれって、果たしてだめな感情?いいえ、そんなことないよ!といろんなHSPさんと話して思ったので書いていきます。
悩みは真剣に考えた人しか抱けない感情
悩みとはそもそも、あなたが強く関心を抱いていることにしか起こらない感情です。
会社での仕事のことを真剣に考えているから、職場環境や人間関係のことで悩みます。
あなたにとって大切な相手だから、相手の一言一言の意味をつい考えます。
たとえあなたにとって嫌いな相手だとしても、その人のことを考えるということは、あなたにとって感情の多くを占めているということです。
逆に、たとえばわたしはテレビに全く興味がなく、家にもないので、「テレビを見すぎてほかのことができない。どうしよう。」という悩みとは無縁です。
でもこれは、テレビが好きでしょうがない人なら、きっと1度は悩むことです。
あとは、濃いメイクに興味がまったくないので、「メイクがくずれたらどうしよう。」という悩みもありません。
これも、メイクが大好きでこだわりがある人にとっては、大問題のはずです。
こんなふうに、あなたが悩みを抱くのは、「そのことに興味・関心があり、真剣に考えている場合」のみです。
本気でどうでもいい相手、どうでもいいことの場合、悩みという感情は起こらないし、多くの場合はそのことを思い出すことすらないでしょう。
悩んだ数だけ、人生を真剣に生きた証拠
そんなふうに考えていくと、悩んでいる人というのは人生を真剣に生きている人です。
テキトーでいいと思っている人は悩みません。
悩むってなにかとつらいし、抜け出したくて救われたくてたまらないですよね。
でも、つらいからと言ってマイナスのことばかりではないんです。
悩み抜いて答えを出すと、晴れ晴れしたいい気分になります。
悩んでいることをまわりに話したら、おなじことで悩んでいる人の共感を得るかもしれません。
その人が、自分だけじゃないんだなとちょっと救われるかもしれません。
深く悩んだ経験は、そのときに感じられなくても、あとから生きてきますし、あなたをどんどん深みのある温かい人間にしてくれます。
悩んでいるときは、真剣に生きている自分を褒めてあげて
悩んでいるときは、悩んでいる自分に気づいて、ほめてあげてください。
あなたが真剣に生き、問題と真正面から向き合っている証拠です。
いくら考えても答えが出なくても、何ヶ月、何年と悩んでも、そういう自分をほめてあげてください。
途中で投げ出したり逃げたりしても、それはそれで、自分の心の重荷を下ろす行動をした自分をほめてください。
悩んでいることに対して「こんなことで…」と罪悪感を抱いたり、自分を責めないでください。
真剣に生きていることは、それだけであなたの魅力です。
真剣に歌っていないアーティストのライブを見たい人はいないでしょう。
真剣に聞いていない面接官に話したい人もいないでしょう。
真剣に走っていないスポーツ選手を、応援したくならないと思います。
そして、真剣になにかに取り組んでいる人を見て、感動したことは、だれにでも1度はあるははずです。
真剣さは、結果に関係なく、それだけで人の心を打つんです。
あなたも、それと同じことを、日々しているんです。
自分の子が徒競走で一生懸命走って、ビリだったとしても、がんばった姿はちゃんと響いてきますよね。
そういうことなんです。
今日もたくさん悩んで真剣に生きたあなたを、自分でもほめてあげてください。
(悩んだときにぐるぐるした思考を止める具体的な方法は、↓この記事に書いています。)
HSPの悪いことを考え続けることを止める方法「まあいっか。」
じゃあまた。
HSP才能開発サポーターなお
奈央
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