こんにちはなおです。
同じHSP(highly sensitive person)の人の才能についてインタビューして、もっと一人一人のことが知りたい!
そしてHSP1人1人が才能を開花させて生きられる社会を作りたい!
この思いで初めてHSP才能インタビューこと「HSP図鑑」。
第7号は、ちょうど同時期に卒論でHSPさんへのインタビューをしていたれんさんです。
れんさんを知ったいきさつ
れんさんのことはツイッターをフォローしてもらって知りました。
卒論でHSPの生きづらさとその解消についての論文を書くので、インタビューがしたいという旨を書かれていました。
「これはインタビューしあったら楽しいのでは!そして卒論に取り上げるほどHSPに関心のある方とぜひお話させていただきたい!」と、わたしは1人で盛り上がりました。
そうしてれんさんはとても丁寧なお返事でインタビューを快諾してくださり、互いにインタビューしあったのです。
れんさんのプロフィール
お名前:れん
性別:女性
年代:21歳
おしごと:学生
なお
HSP才能インタビュー
では、本編のインタビューです。
①自分がHSPだと知ったきっかけはなんでしたか?いつごろですか?
れんさん
そのときのゆううつさや生きづらさはどこからくるのかとネットサーフィンをしていて、HSPという言葉を知りました。
診断のようなもので当てはまるものが多く、自分もHSPなのかなと気づきました。
なお
れんさん
なお
②知る前と後でなにか変わりましたか?
れんさん
変に感受性が豊かでいろいろ感じたり。精神の弱さであり弱点なので、直さなきゃと思っていました。
知った後では、自分に説明がつくようになって、納得できるようになりました。
気質があることを受け入れ、弱さを認めたり、いい意味での妥協ができるようになったんです。
HSPの長所を自分の長所に置き換えられるようになりました。
③自分がHSPだということをだれかにカミングアウトしていますか?
れんさん
あとは卒論の題材にしようかなとゼミで発表しているので、わたしもそう思われているのかなという感じです。
なお
④HSPで普段悩んでいることがあればおしえてください
れんさん
敏感さや繊細さ、傷つきやすいことや、人といっしょにいて疲れるところです。
小さい頃から友人関係で悩むことがすっごく多かったです。
友人2人の間に入って、どっちのいいところもわかるから、じゃあどっちの味方なの?とか、そういう状況になって巻き込まれることが多々ありました。
なお
れんさん
自分は内的世界を大切にしているタイプで、音楽を聞いたり、心のノートを作ったりしていて。でも、外向的で友達とかも多いから、自分のことも大事にしたいけど、周りとも関わりたいんですよね。
なお
では、れんさんが自分と周りとのことで頑張った..!大変だった…!ことなどはありますか?
れんさん
大学でお琴のサークルに入っていたのですが、中高でがっつりやってきていたのでその経験を生かしてサークルを立て直したいと思いました。少し廃れ気味だったからです。
そうやって会長になったのですが、人の気持ちを汲み取ったり、深読みしすぎたりということになり、安定したいのか刺激がほしいのか、自分のことがよくわからなくなったことがあります。
なお
⑤逆に、HSPでよかったと思うことがあればおしえてください
れんさん
人の気持ちに寄り添えることや、理解できることで、大切な人をちゃんと大切にできます。
たとえば、将来子供を産んだとき、自分の子がいやなことがあって泣いていたら、鈍感な親だと理解できないこともあるんじゃないかと思います。
でも、わたしはむしろ理解できないと苦しいと思うので、理解しようとすることができると思っています。
なお
⑥HSPのことで、もっと周囲や社会に知ってほしいことや、してほしいことはありますか。
れんさん
5人に1人いるのに認知度が少ないので、知っていく上で理解度を高めてほしいです。
具体的にはセルフケアグループができてほしい。
あとは会社の有給の理由などに使いづらいというか、生理休暇までいかなくても「今日こう考えちゃうんです」というのを、病気などではなく受け入れられてほしいです。
なお
⑦好きなことや趣味、得意なことはなんですか。
れんさん
あとは感受性が豊かで、今であれば外が秋っぽくなっていたり、季節の匂いとかを敏感に察するんです。
自然の豊かなところに出かけるのが好きですね。
れんさん
中学で部活を決める時に、運動部は大変そうなのでないなと思ったのですが、ちゃんと部活っぽいのに入りたいと思っていました。
琴部はがっつり大会とかも出ていて、全国大会に出る強さでした。友人に誘われて、一生懸命やっているところもあって入ったんです。
なお
⑧⑦のことで、これからしてみたいことや、仕事にしたいことはありますか。
れんさん
国内で広島とか。戦争などの感受性に訴えかけるものに興味があり、8月6日に原爆の式典に行きたいなと思っています。
フィールドワークも好きなので、被災地などに学びに行くこともやりたいです。
ほかには、就職先が介護製品のメーカーで、福祉に携われるところなんです。
きれいごとが嫌いということや持ち前の正義感で、営業などを頑張ってみたいと思っています。
なお
⑨これを読んでいる同じHSPの人に、伝えたいことはなんですか。
れんさん
HSPだからできなくてマイナスになってしまうのはよくないから、「これは苦手だけどこれはできる。」とか自分の存在価値を認めて受け入れてほしいです。
なお
⑩最後にこれだけは言いたい、伝えたい!ということはありますか。
れんさん
理解者は少ないかもしれないけど、5人に1人の選ばれた人だから、自分で存在価値を認めてあげてほしいです。
なお
れんさん、最後までビシッと決めてくださって、ありがとうございます。
編集後記
大学生で自分がHSPだと気づいている方というのは、少数ですがいらっしゃいます。
就活を終えた効果か、面接のようにハキハキとしっかりまとめて答えてくださり、盛り上がって話は止まらないのにインタビューはトントン拍子に終わりました。
HSPとHSSの混合タイプらしさが溢れるれんさんは、明るく行動力のある方というように見られるんだろうなと、自分とも重ねながら感じました。
「でも、ただ明るい、強いだけじゃないんだよね、その裏には1人でいたかったり、感受性が強くて繊細な部分があるんだよね。」と、混合タイプ特有の印象と実際のギャップの話で盛り上がりっぱなしでした。
またれんさんは、個人的な悩みの段階をすでに超えていて、HSPを世の中に論文として広めるという「他者貢献」の段階にいます。
ボランティア、福祉等も含めたお話を聞いていて、れんさんは与える意識が高い方なんだろうなと感じました。
そんなれんさんが書く論文、とても楽しみです。
社会に羽ばたいていってもきっと周囲に優しく与える存在なれんさん、これからのさらなる活躍に期待です。
なお
こんな大学生の方に出会えて、気が引き締まります!
そんなれんさんはツイッターで卒論のインタビューを受けてくださるHSPさんを募集しています。^^
れんさんとお話してみたい方、インタビュー受けてみたい方は、ぜひ彼女のツイッターまでどうぞ。
わたしもやりましたが、楽しくて話し過ぎてしまいました(笑)。
twitter:れんさんのツイッター
じゃあまた。
HSPの才能開発サポーターなお
奈央
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