こんにちはなおです。
今は、早い方だと自分がHSPだということに学生のうちに気づきますよね。
いろんな方と話していて思ったのですが、就活のときにHSPの人が直面しがちな疑問ってたくさんあるのではと感じました。
そもそも会社がいいと思えないとか、仕組み事態に違和感があるとか、面接でめっちゃ緊張するとか、グループディスカッションで空気読んでしゃべれないとか。
そういうものになら、くぐりぬけていろいろ考えてきた元人材会社のものとしてけっこう答えられるかなと思ったので、
ありがちな疑問に全部答えました!またなんかあったら追記します。
今回は新卒の就活向けで書いています。
(ちなみにおすすめ本を1冊あげるならこちらです。転職に限らずすべての就活に使える大事な考え方がストーリーで載っています。)
HSPさんによくある就活の悩みと対策
自分が実際にやったことを中心に、あのときどうしてたかな、今の自分ならどうするかなと考えて変わらないことだけをまとめました。
Contents
Q1,OB訪問って?社会人と連絡取るの緊張…
はじめての、しかも目上の方と連絡とるのってめっちゃ緊張しますよね。
しかも社会人となると、なんだか学生からするとすごい遠い存在に見えますよね(笑)
まず、時期としては慶應の仲間はOB訪問だいたい4年生からする人が多かったですが、いつしてもいいものです。
3年生とかから興味のある業界があればいけばいいですし、逆に就活終えたあとにもっと会社の話を聞くためにいったっていいのです。
就活前にこぞってする人が多いですが、聞きたいことがあるときにもっと柔軟に好きにやりましょう。
形式ばったやつだと緊張するけど、今はファーストコンタクトをアプリで取れるので、よっぽどやりやすいなあと思います。
OB訪問アプリが充実していて、メールでわざわざ新しい人に連絡しなくても、ボタンひとつでこっちから連絡を取れます。
メールをするよりも気楽に使え、自分の知らない人からも探すことができるので、ぜひ活用してみてください。
ちなみに、MARCH以上くらいの大学だとこちらのアプリがおすすめです。
おなじ大学の先輩を探せるようになっているので、試しに登録して使ってみてください。
大学がいっしょなので共通の話もしやすく、仲良くなりやすくて心理的なハードル低くていいなと思いました。
OB訪問のおすすめのタイミングの記事も書いているのでよかったらどうぞ。OB訪問の時期はいつがいいの?おすすめタイミングを紹介
Q2,選考情報がわからなくて不安
選考情報は今けっこうシェアされていて、大学で出回るものがなくてもふつうに手に入ります。
やっぱり前年度の先輩とか、新しい情報、生の声ほど信用できますよね。
下の就活ノートは、登録するとあらゆる大手企業の通過ESや、選考フローが見られます。
こういうのでどういう人が受かっているのか、自分と合いそうかなどを判断しながら選考対策を進めるといいんじゃないかなと思います。
Q3,グループディスカッションで話せない
自分が落ちても痛くないと思うところでたくさん練習してみてください。
練習すると、パターンがわかってくるので、どんなに悪くとも一言も話せないというのはなくなります。
合否もいっさい気にしなくていいので、数を練習してください。
これを見ているのが3年生とかなら、インターンの選考でたっくさん練習できます。(とくにサマーインターン)
そのうち、自分が得意な役割、勝ちパターンがわかるようになります。
わたしは、(単なるいろんなインターンやプログラムへの興味で)20回くらいはやったと思います。
それだけやれば、もともと仕切るのが未経験でしたが、最後の方は班をいかして仕切りながら、発表する役までできるようになりました。
Q4,ガンガン仕切るファシリテーターじゃなきゃだめ?そういう性格じゃない
これは結論それに限りません。
会社によってもちろん取りたい人が違うので評価基準は違います。
ただ、おおむね言えるのは、「グループディスカッションを通して、人どうしで働いたときにどう立ち振る舞うかをみたいわけだ」
「だから、その中で、大きく議論に貢献できる人から取られる確率が高い」かなと思いました。
そう考えて、わたしはファシリテーターに限らずその場のメンバーをいちばんいい方向に持っていける役割をその場でしていました。
また、がんがんしゃべるファシリテーターは他の人をいかせていません。
(ファシリテーターがやりたいのなら、自分ばかりしゃべる人は不適切です。しゃべりたい人はプレイヤーや二番手として参加する方がよいです。)
人と働くのに向いていないと判断されることも多いんじゃないかなと思っています。
わたしが1番多くやった役割はファシリテーターですが、1番しゃべらず、班の全員の意見を聞きながら、整理して、わけて、どれがいい?と進めていく。
やばいと思ったらそのときだけこうしよう、こういう意見はどう?と進める。
この役割はいちばん口数が少なくとも、1番議論のフレームを握っているので貢献度がもっとも高いです。
(で、おのずと発表することになり、終わった後ありがとうと感謝される)
そんなふうに、班の全員をいかすフレーム作りをずっとしていました。(今といっしょで笑えます)
ファシリテーターでも、こんなような、班の全員の意見を汲んでいく優しいタイプなら、HSPの人もとっても向くんじゃないかなと思っているし、これならやりやすいんじゃないかなと思います。
これはあくまでわたしにとっての正解なので、あなたも自分に向いていて、大きく貢献できるのはどんなポジションかなーと、何回も試しながらぜひやってみてください。
Q5,面接で緊張する
これも上のグループディスカッションに同じく、落ちてもなんでもないところや、選考の数の多いところなどで練習してください。
面接の必須質問は志望動機とか、1番がんばったことくらいでそう変わりません。
変わらないので、何社か受けたらいやでも慣れます。
あとは会社独自の質問がいくつかされるか、会話の中でされるくらいです。
本命、志望度が高いほど緊張すると思いますが、それはあなただけでなく他の人もまったく同じです。
みんなどうせドキドキドキドキしてるんだ、おなじなんだ、逆に安心じゃん、くらいの気持ちでどうぞ。
これ、HSPでなくともみんなガクブルしているので、緊張してるなー自分!そうだよねーという感じでいてください。
案内してくれる方がいると思うので、雑談するときに、緊張してます…!って言っちゃうのも手です。
わたしはよくそうして笑い話にしてセフルアイスブレイクをよくしていました。
あと、いっしょに待っている人がいて、ちょっと話しても大丈夫な場所だったら、わたしはさんざんその人たちに話しかけていました。笑
みんな緊張しているので、空気が紛れてほっとするのがよく伝わってきて、自分も安心できるんです。
(たぶんこれやってると、その回の人のパフォーマンスみんな上がるんじゃないかななんて今思いました。)
緊張しますよねーとか、選考ですか?とかイエスと言ってもらえる質問でぜひどんどん話してください。
ここで会話の練習できます。
Q6,落ちるとものすごくへこむ、自分が受かるとこなんてないんじゃないかと思ってしまう
人事の人ってちゃんと見ていて、自分の会社と合いそうならちゃんととってくれるし、合わなそうならどんなに能力があっても落としてくれます。
つまりあなたの能力どうこうではなく、合否は単なる相性の問題のみ。
落ちてもここは違ったか、あってないところに入るのをあらかじめ防いでくれてありがとう、次次、くらいの気持ちがちょうどよいです。
昔、いいなと思っていたところに落ちた時わたしもへこんでいたことがあったのですが、今考えたらやりたい事業と全然違っていて、ここに入ってたらと思うと怖いです。
そのくらい、あとからあの結果でよかったんだと何事も思えるようになるので、そうなんだなくらいで考えてください。
また、99%くらいの会社は人がほしいです。
世の中はほぼ100%といってもいいくらい、人が足りていない会社だらけなので、安心して、何社でも受けてください。
あなたをほしいと思う会社は確実に存在します。
相性がいいときはするするなんでもなく決まるんです。
Q7,そもそも行きたい会社がない
どんな会社だったら行きたいか、どんな人とだったら働きたいか、どんなことならしたいかをいろいろ考えてみてください。
おそらく、有名企業など名前だけで見ているとけっこうな数の人はとくに行きたい会社がないはずです。(どれもおなじに見えると思いますw)
わたしもその探し方では見つからなかったです。
名前で見ずに、その会社にどんな業務があるのか、どんな人がいるのか、どんな思いで働いているのか、そんなあり方のほうに楽しみつつ目を向けてみてください。
もっと、いろんな面白い会社の本を読んでみたり(経営が面白い本とか、働きがいのある会社の本とか)、サイトを見たり、ベンチャーも見たり、ぶっとんだ人がいるとこを人づてに教えてもらったりと方法は無限にあるんです。
就活らしい就活の方向にはまらずに、もっといろんな企業を考えられる手段をつくして見てみてください。
また、会社らしい会社に限らず、
1人会社をやっている人のサポートをするとか、
フリーランスの人とプロジェクトで働くとか、
ひとつの仕事だけ業務委託で受けるとか頼むとか、
アルバイトやインターンとして入って、気に入って就職するとか、
形はほんとうになんでもあるんです。(ちなみにわたしは今あげたやつをだいたい経験してきました。)
そもそも会社だけにこだわる必要もないんだ、いろんな世界があって、どれを選んでもいいんだってこともちょっと意識してみてください。
この本は、こんな会社なら入りたい!がたくさん見つかって、ものすごく感動しました。
Q8,社会の仕組み自体に違和感がある
この場合、どの部分に違和感を持っているのかを明確にしてみてください。
だいたい、人は、猛烈に嫌だと思ったことを変えることがライフワークのひとつです。
(たとえばわたしなら、人がこんなに働かされている日本がいやだ、と強く思ったので、今は好きなことをして幸せに働く人を増やそうとイベントしています。)
で、それに対してアンチテーゼを唱えている会社を見てみてください。
会社の理念・方針がいいなと思うところがきっと見つかるはずです。
例えば、週5日も画一的に働かされること・人が時間で縛られていることが疑問だったら、フレックスや柔軟な復職制度、リモートワークなどの会社を見てみましょう。
会社の仕事しかできなくなることがいやなんだったら、副業をしている人がたくさんいるところや、部署移動がさかんなところ、なにかを学べる制度などが充実しているところを見てみましょう。
会社選びはただの人生の選択のひとつ。楽しんで。では、いい就活を!
会社選びは人生をとおしてたくさんある、選択のひとつでしかありません。
なにかを選んでいく過程は真剣になるので苦しいこともありますが、どうじに自分の人生を自分で決めていく楽しいことでもあります。
ぜひ、一生に一回しかできない新卒就活、楽しんでください。
こんなにいくらでも社会人の話を聞いたり大義名分で仲良くなれたり、いろんな会社を見せてもらえるのってある意味、とっても貴重です。
こんなふうに働きたい!という人と出会って、両思いで会社に入って、幸せに働く人が増えたらいいなと思っています。
みんな、就活終わった後から振り返ると、この人がここ、ああ納得だな、ってところに入っているものです。
さらに長い目で見ると、就活でどうなろうが、その後もみんな、ああその人らしい人生だなとしっくりくる人生を歩んでいます。
そんなものなんだなと思えたら、どっちみちいい形になるんだから!と気も楽になるかなと思います。
(最後まで読んでくれたあなたへの、就活のおすすめ本はこちらです。
ストーリーでただ読んでも面白く、ものすごい読みやすく、そのまんま新卒の就活にも言える伸びる会社の選び方が書いてあります。)
じゃあまた。
HSP才能開発サポーターなお
奈央
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